オペラ・ピッコリーの Opera Piccolino

「子どもが変わった!」授業に悩む新米教師のためのリアルなブログ!音楽・歌・合唱・合奏・音楽づくり・鑑賞などを通して、子どもファーストを目指した授業の情報を発信しています!

ろっこつの下を締めるように!

こんばんは!

ともすたん、こと、ちびともです!

 

前回は、声量をアップさせるために、声帯を振動させることの大切さを書きました。

今回は、声帯の振動のみではなく、お腹の支えをプラスして声量をアップさせたいと思います。

 

子どもたちに、まずは声帯の振動を感じさせます。

 

1、あ゛ーーーーー。と声帯を針の穴程度しか接していないかのような感覚で振動させます。

2、子どもに胸や喉などに手を触れさせ、振動があることを感じさせます。

3、針の穴程度の振動幅を1センチ程度に広げるようにして、声にしていきます。簡単に言うと、クレッシェンド・デクレッシェンドを丁寧にやります。

 

この流れで進めると子どもはすぐに声帯を振動させた声を出します。

それをさらにパンチのある声に変化させるために…

 

4、ろっこつの下を締めるように、例えば水道の蛇口を閉めるように、お腹の上あたりに力を入れます。

5、その状態や感覚をキープしたまま、ロングトーンでクレッシェンド・デクレッシェンドします。音は中音域のラから始め、高音域のファまで行います。

6、その感覚を忘れずに、曲を歌います。私の場合は、曲のクライマックスを部分的に、例えば二小節程度を歌わせます。

 

本日はこの方法で行ったところ、パンチのある声に変化したので、子どもたちと大笑いしました!

喜びの大笑いです!!

 

ごきげんよう。